卒業生の声

Career 資格・就職

卒業生の声:理学療法士

「教科書と現場とのギャップ」など、就職後に役立つ学びが盛りだくさんです。

札幌スポーツクリニック リハビリテーション部

理学療法士 M.T. さん
2023年度卒業

私が勤務する病院は大学4年次の実習先です。希望する分野の実習先で学ぶことができ、担任の先生の親身なアドバイスと支援が就職に繋がりました。

現在は整形外科の入院病棟で、学生から高齢者まで幅広い年齢層の患者様の患部マッサージや浮腫管理、動作・運動指導に携わっています。在学中に臨床経験が豊富な先生方から学べたことで、教科書と現場とのギャップを理解することができ、今も「こういうことだったんだ」と先生方の教えを思い出すことが度々あります。担当している患者様から退院やスポーツ復帰できた際に感謝の気持ちを伝えられた時は、理学療法士のやりがいを強く感じます。

まだまだ不足している知識・技術を補いつつ、一人の社会人として患者さんだけではなく職場の方からも信頼されるよう成長したいです。

研究ベースの「根拠のある医療」を教えてくれる素晴らしい講師陣です。

我汝会えにわ病院リハビリテーション科

理学療法士 R.M. さん
2010年度卒業

スポーツに携わりながら人の役に立てる理学療法士を目指すにあたり、インターネットの情報はもちろん、知人に紹介してもらった整形外科の理学療法士から「講師陣が素晴らしい」と聞いたのが決め手で千歳リハに進学しました。

臨床現場に出て実感するのは、学会活動や執筆活動など学外でも精力的に活動されている先生方から研究をベースとした「根拠のある医療」を学べた経験の価値が非常に高いということです。医療的なことや科学的なことはまだまだ確立されていないことが多く、学術的に明らかとなっていることを応用して自ら考える必要があります。そのため、先生方の研究は非常に重要だと思います。

目標であるスポーツ分野で必要とされ頼られる存在になるために、知識や技術を磨くだけでなく、自分が関わる分野の第一人者となれるよう研究も続けていきたいと思っています。

卒業生の声:作業療法士

今後、地域に根ざしたリハビリがますます大切になると思います。

医療法人秀友会 札幌秀友会病院 リハビリテーション科

作業療法士 S.I. さん
2022年度卒業

在学中は予防運動クラブとボランティア部に所属していました。地域の様々な年代の方とコミュニケーションをする機会に恵まれ、その経験が患者様への接し方などに活かされていると思います。

現在は身体機能や認知機能を評価し、個々に合わせたリハビリを提供するのが主な仕事です。患者様やご家族の気持ちを汲み取りながらも、現実を見据えた今後の生活や目標を設定しなければならないため、理想と現実のギャップに度々悩まされますが、患者様やご家族が前向きにこれからの生活を受けとめられるよう傾聴しながら介入することを心掛けています。リハビリの継続によって日に日にできることが増え、生活が豊かになっていく過程を間近で見届けられた時には大きなやりがいを感じます。

自分らしい生活を長く続けるためには予防医療がとても重要です。高齢化が進む社会にあっては益々ニーズが高まるように思います。

患者様の笑顔やご家族の感謝をたくさん受け取れる仕事です。

医療法人立青会なるかわ病院

作業療法士 H.S. さん
2022年度卒業

在学時に精神科領域に興味を持ち、4 年次の実習を患者様の社会参加をサポートできるよう季節に応じた行事やレクリエーションが多く、他職種との関わりが多い現在の職場で経験しました。就職説明会では卒業生の先輩方から話を聞くことができ、模擬面接でしっかりと対策できたことが就職に繋がったと思います。

現在は個別リハやカルテの記入に加え、集団療法を中心に全体で実施することができるレクも行っています。現場での経験を重ねる中で、在学中に先生が「同一疾患であっても、置かれている状況によって経過や対応は変わってくるので、アプローチには工夫が必要」と話されていたことの意味を実感する機会が増えています。患者様が笑顔でプログラムを楽しんでくれたり、ご家族から感謝の言葉をいただけたりすると大きなやりがいを感じます。

今後も患者様の気持ちを第一に考え、一人ひとりに向き合ったリハビリを意識して精神面のサポートをしていきたいです。