Physical
Therapist
健康科学部/リハビリテーション学科 理学療法学専攻

「身体」のスペシャリスト
理学療法士は、身体に障がいのある方に対して、基本的な運動能力の回復を図るための医療技術です。本専攻では、PT(Physical Therapist)と呼ばれる理学療法士を養成します。
  • 募集人員
    80名
  • 修業年限
    4年
  • 取得学位
    学士(理学療法学)
  • 資格
    理学療法士
国家試験合格率100% 全国の合格率:89.6%

本専攻の強み

  • POINT1 教育現場のみならず多方面で活躍 研究や執筆でも
    高評価の教授陣

    理学療法士は、身体に障がいのある方に対して、基本的な運動能力の回復を図るための医療技術です。本専攻では、PT(Physical Therapist)と呼ばれる理学療法士を養成します。

  • POINT2 1年次からきめ細かで専門的な学習 少人数ゼミによる
    研究教育

    4年間を通して教員と学生との距離が近い少人数制のゼミを実施しています。一人ひとりの学びに対する興味を引き出し、学習意欲を向上させるなど、きめ細かな対応で専門性を身につけることができます。

  • POINT3 学生全員が道内で実習可能 豊富な実習施設

    前身校から通算して、1,500 名以上の理学療法士を輩出してきました。病院とのネットワークも強いことから実習施設も北海道内に241 施設あります。学生全員が道内で実習可能です。

臨床実習の流れ

いち早く臨床現場を見学し、年次ごとに経験を積む
即戦力育成の実習プロセス

臨床実習の流れ

※OSCE(オスキー:Objective Structured Clinical Examination)とは、現場に必要な判断力・技術力・マナーなどを評価する客観的臨床能力試験のことです。この試験で苦手部分を把握し、改善して実習本番に備えます。

カリキュラム

1年次
理学療法士の基礎力を築く
大学での学び方や医療人に求められる教養、理学療法士に必要な基礎医学を中心に学びます。
理学療法士としての基本的な知識や人間性、コミュニケーション能力を身につけます。

教養科目

教養科目

専門基礎科目

専門基礎科目

専門科目

専門科目
PICK UP!理学療法概論
理学療法とは何か? 理学療法士とは何か?
理学療法の歴史や法律、理学療法士の役割や仕事内容など、理学療法に係る全般について学びます。理学療法学専攻における最初の専門科目であり、これから理学療法の専門知識を習得していくための導入科目です。
PICK UP!臨床見学実習
臨床実習指導者の指導のもと、理学療法学生として必要な基本的な態度を養います。対象者との適切なコミュニケーション方法を学び、病院や施設(訪問リハ・通所リハを含む)の概要を理解します。また、実践を通じて理学療法の過程を体験し、理解を深めます。
2年次
障がいを理解し、評価法を実践的に学ぶ
理学療法の臨床および研究活動に必要な知識や評価技術を中心に学びます。
理学療法士に必要な知識と対象者が抱える問題点を整理・解釈する力を身につけます。

教養科目

教養科目

専門基礎科目

専門基礎科目

専門科目

専門科目
PICK UP!理学療法基礎評価学演習Ⅰ
「理学療法は評価に始まり、評価に終わる」と言われるほど、理学療法評価は理学療法士が必ず習得しなければならない知識と技能です。理学療法評価の中でも最も使用される関節可動域測定、徒手筋力検査法、動作分析などを中心に学びます。
PICK UP!日常生活活動学
基本動作能力の改善を中心に、日常生活活動全般を学び、問題解決に必要な観察力と分析力を養うことを目的としています。また、各種疾患による障がい特性を理解し、それに対応する理学療法、指導法、福祉用具や支援機器の活用方法についても学びます。
3年次
専門知識と技術を臨床で実践する
講義・実技・演習・ゼミナールの組み合わせから、理学療法士に必要な専門的でより高度な理学療法評価と治療の技術を身につけ、臨床評価学実習で実践します。

教養科目

教養科目

専門基礎科目

専門基礎科目

専門科目

専門科目
PICK UP!運動器障害理学療法学
運動器障害とは、整形外科で取り扱う骨、関節、筋肉などの障害で、柔軟性低下、筋力低下や歩行能力の低下などを引き起こします。この科目では、整形外科疾患による運動器障害に対する検査や治療、また予防に関する知識・技術を最新の評価・治療機器も使って習得します。
PICK UP!スポーツ傷害理学療法学
解剖学や病理学などの知識をもとに、スポーツ傷害・障害に対する理学療法の評価とトレーニング・治療方法を、アスリートの理学療法に豊富な経験を持つ教員から学び、理学療法士としてスポーツ選手への対応に必要な知識・技術を習得します。
4年次
現場での実践と総括で国家試験合格を目指す
実習を通じて、健康の維持・増進、疾病・障害に対する理学療法の統合的な実践力を身につけます。国家試験に必要となる知識を整理し、合格を目指します。

教養科目

教養科目

専門基礎科目

専門基礎科目

専門科目

専門科目
PICK UP!臨床実習
臨床実習指導者のもと、患者様をはじめとする対象者の理学療法評価から治療プログラムの立案、治療の実施まで一連の過程を学べる実習に参加します。リスク管理を的確に行いながら対象者の障がいを治療する理学療法士としてのスキルを実践を通じて養っていきます。
PICK UP!国家試験対策
3・4年次のゼミでは理学療法士の基礎を固める教育を重要視しながら、国家試験対策も実施します。本学は前身校から30年にわたり培った過去問題の分析ノウハウと蓄積データ、単科大ならではの手厚いサポート、国家試験を熟知した経験豊かな教員の受験指導が持ち味です。万全の体制を整え、10月からは毎月の模擬試験で本番に備えます。

先輩の声・就職先

卒業生の主な就職先一覧

理学療法士の仕事

理学療法士は、基本的な運動機能の回復を図るスペシャリスト。
英語で「Physical Therapist」といい、医療や福祉の現場では、「PT」と呼ばれています。

身体の運動機能回復をサポートする専門家

理学療法士は、病気やケガなどで身体の運動機能が低下している人に対し、歩行や寝返りといった基本的な運動能力の回復を図るのが仕事です。治療方法は、大きく分けて 2 つあります。一つは、患者様自身で身体を動かして筋力強化などを行う運動療法。もう一つは、温熱や電気、水など物理的なエネルギーを加えることで、症状の軽減や痛みの回復を促す物理療法です。

こうした手法から一人ひとりに合った最適な治療プログラムを作成し、自立した生活が送れるようサポートします。理学療法士は、高齢者の介護予防分野や、障がいの発生を未然に防ぐという役割でも期待されています。

理学療法士の主な仕事内容
  • 運動療法
  • 物理療法
  • 障がい予防
理学療法士が活躍する分野

医療機関

  • 整形外科
  • 脳神経外科
  • 内科
  • 神経内科
  • 小児科
  • 集中治療領域
  • 児童福祉施設
  • 高齢者施設
  • 身体障がい者施設
  • 居宅サービス事業所
  • 行政関連施設
  • 研究機関・養成校
  • スポーツトレーナー