理学療法士は、身体に障がいのある方に対して、基本的な運動能力の回復を図るための医療技術です。本専攻では、PT(Physical Therapist)と呼ばれる理学療法士を養成します。
4年間を通して教員と学生との距離が近い少人数制のゼミを実施しています。一人ひとりの学びに対する興味を引き出し、学習意欲を向上させるなど、きめ細かな対応で専門性を身につけることができます。
前身校から通算して、1,500 名以上の理学療法士を輩出してきました。病院とのネットワークも強いことから実習施設も北海道内に241 施設あります。学生全員が道内で実習可能です。
※OSCE(オスキー:Objective Structured Clinical Examination)とは、現場に必要な判断力・技術力・マナーなどを評価する客観的臨床能力試験のことです。この試験で苦手部分を把握し、改善して実習本番に備えます。
理学療法士は、基本的な運動機能の回復を図るスペシャリスト。
英語で「Physical Therapist」といい、医療や福祉の現場では、「PT」と呼ばれています。
理学療法士は、病気やケガなどで身体の運動機能が低下している人に対し、歩行や寝返りといった基本的な運動能力の回復を図るのが仕事です。治療方法は、大きく分けて 2 つあります。一つは、患者様自身で身体を動かして筋力強化などを行う運動療法。もう一つは、温熱や電気、水など物理的なエネルギーを加えることで、症状の軽減や痛みの回復を促す物理療法です。
こうした手法から一人ひとりに合った最適な治療プログラムを作成し、自立した生活が送れるようサポートします。理学療法士は、高齢者の介護予防分野や、障がいの発生を未然に防ぐという役割でも期待されています。
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