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2025.09.08 お知らせ

第9回北海道千歳リハビリテーション科学学会を開催しました

8月30日(土)、第9回北海道千歳リハビリテーション科学学会が開催されました。

今回は「理想の未来へ~リハビリでつなぐ次のステージへ~」をテーマに、一般の参加者のほか、同窓生や学生などのべ約100名を超える方にご参加いただきました。

■基調講演

筑波大学の山田実先生をお招きし、「身体的‧精神的‧社会的フレイルの予防と早期介入、今後の展望について」というテーマにてフレイルのメカニズムや今後の少子高齢化社会における介護予防に向けた理学療法士・作業療法士の役割などについてお話いただきました。

■一般演題

臨床の現場で活躍する本学の卒業生たちが演題発表を行いました。

千歳リハビリテーション大学1期卒業 大槻凌さん

演題名「術後早期のPain Trajectoryおよび中枢性感作が腰椎術後6か月のODIスコアに与える影響」

千歳リハビリテーション学院22期卒業 伊藤萩也さん

演題名「前立腺全摘除術後における膀胱留置カテーテル抜去直後の尿失禁量と尿禁制獲得期間の検討」

千歳リハビリテーション大学3期卒業 飯田詩織さん

演題名「視覚誘導性自己運動錯覚により麻痺上肢の使用頻度の向上を認めた脳卒中患者の一症例名」

■ランチョンセミナー

ランチョンセミナーとして、本学の佐々木努教授が「各段階における運転再開への評価・支援について」というテーマで講演を行いました。

■教育講演

本学の角瀬先生が「変形性膝関節症における最新の知見と各段階で求められるリハビリ戦略への展望について」というテーマで講演を行いました。

札幌渓仁会リハビリテーション病院の堀翔平先生に「各段階においてADOCを用いて目標共有を行う目的とクライエント自身が選択する意義について」というテーマで講演していただきました。

学会に参加した同窓生たちも久々に仲間や教員と会い、思い出話に花を咲かせた様子でした。


最後になりますが、ご参加いただきました皆様、ならびに学会の運営に携わった同窓会役員の皆様に厚くお礼を申し上げます。