千歳リハ大 健康コラム

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2019.03.19 更新

没入感とは

人が生活する上で熱中することは大事なことです。
ここでいう熱中するとは、気づけば3時間も過ぎていたというような感覚で、スポーツ、ゲーム、友人との会話、アルバイト、勉強・・・など、誰しもが1度は経験したことのあるのではないでしょうか。

この感覚は、“没入感”とも呼ばれていて、自己の成長または精神的な健康を維持する上で重要な要素であるとされています。
「集中する」と「没入する」とは似ていますが、「没入する」はすっとその活動に取り込まれる様(さま)に近いと思います。そのため、無意識下であれこれ考えたり、純粋に今やっていることを楽しもうと行動します。これが没入している時です。

このことは、作業療法にも通じています。対象者が必要な作業(活動)に没入できるかはとても重要です。我々作業療法士は、対象者にとっての作業(活動)の意味や価値を考えながら、日々支援を行っています。

没入できる課題の特徴として、いくつか例が挙げられます。できそうな活動、適度な競争がある活動、人のためになる活動などです。
難しすぎず、誰かと比較したり、基準や目標があったりするようなものがよいですが、そう考えるとなかなか出てこないものです。ですから、まずは時間を忘れてやっていることは何かを考えてみてください。

“没入感”を経験した後は、ほどよい疲労感や達成感を味わうことができます。

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