千歳リハ大 健康コラム

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2017.07.20 更新

「生きがい」も認知症予防になります

運動習慣をもつ、脳トレをする、食生活を整える、人との交流をもつ、定期的に旅行に行く、健康クラブに行く・・・・・・。
認知症の予防につながる活動はたくさんあります。
今回のコラムは「生きがい」と認知症のお話です。
「生きがい」とは、生活の張り合いや楽しみのことです。
小さな子どもであればお友達とおままごとをすることが「生きがい」かもしれません。中・高校生だと部活かもしれません。大人であれば仕事かもしれません。週末の趣味活動かもしれません。ある人は、孫の面倒を見ることが「生きがい」かもしれません。
過去に「生きがい」がある人とない人で認知症になりやすさに違いがあるのかを研究したグループがあります(Boyle PA et al. Arch Gen Psychiatry 67, 2010)。
地域に住んでいる平均80歳の男女約900人を対象とした研究です。平均4年間追跡調査した結果、「生きがい」がある人は、約2.4倍アルツハイマー型認知症にならないことが分かりました。また、「生きがい」がある人は、約1.5倍認知症の前段階とされる軽度認知障害(MCI;Mild Cognitive Impairment)にならないことも分かりました。
「生きがい」があれば認知症にならない!というわけではないですが、自分にとっての生きがいや楽しみを見つけることができるとよいですね。

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